珈琲日和
biyorina.exblog.jp

「おいしいコーヒーで、毎日きちんとホッとする。」
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
カテゴリ:書き物( 2 )
書いてみる、書き留める。
書くための道具も、十人十色。

c0137885_16565649.jpg
mattyさん
喫茶店店主は、ポケットサイズのシステム手帳に万年筆。



c0137885_16574189.jpg
福田ひろみさん
雑誌記者は、B5サイズの大学ノートに0.5mm芯のシャープペンシル。



c0137885_16581517.jpg
倉知桂子さん
文筆家は、文庫本のような無地の手帳にミニボールペン。



c0137885_16584230.jpg
レオナルド・ダ・ヴィンチ
芸術家は、革装の小型ノート(レスター手稿)に羽根ペン、インク(硫酸鉄、胆汁、ゴム、水)で。



c0137885_1712712.jpg
アンヌ=テレザ・ドゥ・ケースマイケル
振付家は、色々なノートに万年筆やボールペンなど。(Rosas/AnneTeresa De Keersmaekerより)


[PR]
by coffeebiyori | 2009-06-01 17:06 | 書き物
珈琲日和第6号 特集
珈琲日和第6号もすでにカウンターから姿を消し、第7号発刊に向けて作業をすすめておりますが、この春はラヴィアン関連のイベントが目白押しだったため思うように進んでおりません。もうしばらくお待ちくださいね。
で、5号に引き続き6号の記事を紹介していきたいと思います。
まずは、巻頭特集から・・・


特集

書いてみる、書き留める。
自分の言葉と文字を見つける


ディスプレイとキーボードは
ちょっとお休みしたい。外は寒いから…。
自分なりの筆記用具で見つけるものは?
c0137885_1352986.jpg

電車のことを「汽車」と言うまちで育った。電気で走っても汽車は汽車。普段は乗らない。汽車に乗って出かけるのは特別のことだった。
幼い頃、その汽車に乗って出かけた。
最初ははしゃいでもそこは子ども。一時もすれば飽きてしまう。
大人は本を読んで動かない。
「ねえ」(もぞもぞ)
「つまんない」(さぁ始まった)
絵本は?読んだ。お菓子は?食べた。昼寝は?眠くない。
しりとりや指遊び、母親ならまだあの手この手があったかも。そのとき父娘だった、と思う。
「……」
ぽんと、ペンと手帳を渡された。
「?」
「書いていいよ」
え!ほんと!何書くの?
「窓の外の景色とか」
裏紙じゃなくて、手帳!
嬉しくなって描き始める…が、しかし。家も田んぼも
「描けない!すぐ飛んでっちゃう」(そりゃそうだ)
余程苦し紛れだったんだろう。
「近くじゃなくて遠くを描いてごらん。ほら、山ならゆっくり動くから」
今なら(おいおい)と突っ込みたくなるけれど、その時はなるほど!とえらく感心して一番遠い山の頂を描くことに熱中した。いうても、せいぜい三角が並ぶくらい。それでもトンネルとトンネルの間に描く山がいくつもできて、満足して、その後は覚えていない。

いつもの喫茶店で手帳を開いたら、ふいに車窓と手帳と山のシーンが甦った。
手もとの手帳には日々の予定や住所録、いろんなメモやイラストが書き込まれている。美味しかった珈琲豆や教えてもらった音楽、戴き物のお菓子や通りがかったお店、一昨日会った友人の知人。
雑誌の切抜きやDMも挟まってパンパンの忘備録だな、こりゃ。

いつもよりスローなペースで珈琲を飲み、ペンをとる。
流れてゆく日常から一呼吸おくと、トンネルで音だけ響くみたいに珈琲の香りだけたつ。
自分に必要な言葉を残してメモを消してゆく。自分なりの山をみつける手がかり、なんていうと大袈裟だけど、大事なことだけ残ればいい。
心なしか、珈琲がすっきり美味しくなった気がする。

珈琲日和 第6号より

ちょっとわかりにくいかもしれませんが、写真の彼女のバッグの中にチラッとM3が見えているんですね。モデル撮影のための小道具として、どっかから調達してきたのかと思われがちですが、彼女の愛機なんですね。で、今回の特集と関係があるのかというと、あまり関係ないんですけど・・・でも、なんだかいい感じでしょう?
[PR]
by coffeebiyori | 2009-05-29 13:55 | 書き物