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ストーブと朝ねぼう
2008年 04月 01日
珈琲日和 Vol.3
もう手にとっていただけましたでしょうか。そろそろ、なくなってきております。 第4号の取材編集もそろそろ進んできています。 3号は冬の特集でしたから、ここでその内容を公開しても季節外れになると思っていたら、思わぬ花冷え・・・。まだまだ、ストーブが恋しい季節ですね。 で、3号はどんなだったかというと・・・・ 特集 ストーブと朝ねぼうミルク珈琲を淹れて画集をめくる ストーブと暮らす季節。 空気が対流を起こして部屋がゆっくり暖まる。 ついでにお湯と牛乳を温めて 楽しんでしまう朝ねぼう。 あまり容量はない。 ので、日々の出来事にオーバーフローしそうになったら、音も灯りも消して眠りにつく。 すとんと真空ポケットに落ちるように熟睡して、窓から陽が射し込むまで微睡むと、 余計なことや要らないことは忘れてしまう。それはもうたっぷり寝た成果といおうか、頭もからだ も軽くなる。 ベッドから起き、ストーブに火をつける。 そんな朝に画集をひらく。 軽くなった体に、画集は重くて大きい。背の厚みも、表紙の手触りもしっかりしているから、 本を開くのは、なんだか昔のテレビ箪笥の扉を開けるような心持ち。 飛び出す絵本より控えめ、豊かに動き出す色彩を眺める。 紙芝居よりゆるやか、行きつ戻りつできる自由を楽しむ。 まるで物語を読むように頁をめくる。 寡黙にして饒舌、そんな作品を追いながら、一人の作家の仕事に思い馳せるうちに、出会う一枚。 ほうと嘆息して、最後に奥付を見て棚に戻す。本物の作品ってどんなだろう。 部屋の空気が軽くなった頃、 ストーブで温められたミルク珈琲を飲みながら、ゆっくりとした休日を始めてみては? (珈琲日和第3号より)
by coffeebiyori
| 2008-04-01 17:01
| アートかな
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